【医師監修】的確な診断と経過に応じた多角的な対応が必要
AGA対策で重要なのは、的確な診断と経過に応じた多角的な対応です。
2005年におけるフィナステリド(商品名:プロペシア)の国内認可に伴い、我が国においては全国どこの病院でも男性型脱毛症(AGA)の治療が受けられる時代となりました。それは20年前には全く想像もできない未来であり、薄毛に悩む1,000万人以上の方々にとって画期的な未来がやって来たともいえます。しかしその一方で、医師たちのAGAに対する診断や治療の実績はまだ非常に少ない物であり、その臨床の現場では患者さんの状態や治療経過を問わず漫然とお薬の処方だけが行われているケースも決して少なくありません。
AGA治療の専門院である当院では、非常のたくさんの治療実績をもとに専門医が症状を診断し、内服薬やノーニードルメソセラピー(成長因子投与治療)を多角的に用いた治療を提供致します。的確な診断と対策、経過に応じた適切な対応が「AGA治療」における重要なポイントなのです。
同じ症状、同じ進行度でも、その対策は異なります。
薄毛の状態がさまざまなのと同じように、その悩みの深刻度もまた人それぞれと言えます。近年若年層における薄毛の悩みも非常に増えており、症状が軽度であっても「他人の目が気になり、人に会うのが嫌になった」、「将来が心配で髪の事ばかり考えてしまう」というふうに大きな悩みを持つ方も決して少なくありません。その方にとっての発毛医療は「治療をおこなうことでの安心」がひとつの大切なキーワードとなり、その安心を得るための対策をこうじなければなりません。
一方、40代以降の症状が非常に進行した方が、「少しでも髪が増える事で喜びを持てる」というのであれば、その喜びに至るような対策が必要になるでしょう。進行を予防するのか?発毛を促すのか?その方向性は、症状を問わずその方により大きく異なりますし、「治療のゴール」それはご本人が「髪の事が気にならなくなること」といえるでしょう。私たちは、患者さんそれぞれの「悩みや考え」を尊重し、それぞれに応じた対応が重要と考えております。
「無理なく続けていけること」これこそが重要なポイントです。
AGAの治療は、数日~数週間で終わるような短期的な治療ではありません。どんなに効果の期待できるお薬や治療方法であっても、人間の身体のしくみを考えた場合、その効果が実感できるまでには一定の時間を要します。また、実際に治療で効果がみられたとしても、その状況がコントロールできなければ治療自体に意味は無くなりますし、ご本人もまた同じ悩みの繰り返しとなってしまいます。そう考えた場合、「治療を無理なく続けていけること」この点は発毛医療において非常に重要なポイントと言えます。通院頻度、治療方法、治療費…、無理なく治療を続けていくためにはさまざまな要素を考慮しなければなりません。
私たちはその点を大切に考え、患者さんが安心して通える治療費の設定や、環境づくりに日々取り組んでおります。まずは、お気軽にご相談いただければと存じます。
※記事内容は執筆医師による見解です。AGA治療ナビによる検証等を負うものではありません。
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