男性ホルモンを減らせば改善できる?
更新日:2013年6月26日
バルバスバウさん(30歳・男性)からの質問
男性ホルモンが少なくなるとAGAは改善されるのでしょうか?
でしたらホルモンを作らせない方法で治療することはできませんか?
回答
男性の場合、男性ホルモンを分泌するのは主に睾丸になりますが、睾丸を摘出した男性はAGAの進行が止まるという論文がございます。これは男性ホルモンが作られる量が極端に減るために起こります。
しかしAGAの改善のために睾丸を摘出するのは身体的な負担が大きすぎます。AGA治療薬のプロペシアを用いた治療は、男性ホルモンの量を減らすのではなくAGAの原因になる悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の働きを抑える方法で治療いたします。
AGAは男性ホルモンの量よりも、男性ホルモンの感受性つまり影響の受けやすさが問題になります。男性ホルモンの総量が少ない方でも感受性が高ければ薄毛になるリスクは高まります。