頭皮ケアが加齢臭の対策にも
更新日:2011年10月20日
「朝起きると枕から匂いがする。」年齢を重ねれば誰しもが経験する加齢臭ですが、頭皮を清潔にしておかないと親父臭いと言われ兼ねません。匂いは頭皮からも発生しますので、今回は頭皮のケアをしながら加齢臭も対策できる方法を紹介します。
加齢臭はノネナールと呼ばれる成分が原因の1つと考えられていますが、皮脂もまた匂いの原因になりますので洗髪などで頭皮を清潔に保ち、皮脂から発生する匂いを防ぐことが必要です。
皮脂の洗い方
「匂いが気になるからしっかり洗いたい」と思うところですが皮脂のやっかいな特性として、皮脂を洗い落とし過ぎるとかえって過剰に皮脂を分泌してしまうため注意が必要です。それでも匂いは防ぎたいと思われる方に、頭髪の2度洗いをおすすめします。
2度洗いの手順
■1回目はお湯で念入りに洗います。このときゴシゴシと強くこすらないでください。頭皮が傷つかないように優しく洗います。
■2回目はシャンプーをよく泡立てて頭皮のマッサージをしながら洗うことでリラクゼーションの効果を期待できます。
皮脂の分泌が強い方や、ヘアワックスなどが落ちにくい場合は1回目もシャンプーを使用してください。その際は1回目と2回目のシャンプーの量を減らして洗ってください。
洗髪のタイミング
洗髪する時間は寝る前にしてください。出勤前に朝シャンするのも気持ちがいいのですが、洗いたての頭皮は皮脂が少ないため外からの刺激に弱く、かえって頭皮を痛めることにもなります。
寝る前にシャンプーをすることで、寝ている間に皮脂が分泌されます。皮脂は病原菌などを殺菌する役割もあるため、完全に取り除くことは好ましくありません。頭皮を清潔に保ち、親父臭いと言われないようにしたいものです。