梅雨時の抜け毛、薄毛ケア
更新日:2012年6月5日
今年もジメジメする梅雨がやってきました。抜け毛、薄毛に悩む男性にとって、気温や湿度が高くなり、頭皮の皮脂量が増えやすくなる梅雨は、1年の中でも特に憂鬱な季節かと思います。今回はそんな梅雨時の抜け毛、薄毛ケアをご紹介したいと思います。
やはり基本は丁寧なシャンプー
やはり「健康な髪は健康な頭皮から」です。特に気温も湿度も高い梅雨は、頭皮が蒸れることが多くなりがちです。頭皮から出た皮脂が毛穴に溜まってしまい、炎症が起きることも考えられます。髪を洗うことはもちろんですが、この時期は特に頭皮を意識してシャンプーするように心がけましょう。
髪を大切にするシャンプーの仕方
整髪料は髪の毛に!
湿気が多くなり、雨に濡れることも多くなるこの季節は、ヘアスタイルを維持する為に、普段よりもワックスやヘアスプレーなどの整髪料を多くつけがちになります。そこで心配なのが、整髪料が毛穴を塞いでしまうということです。特にワックスは髪型をキープする力が強い分、ベタつきやすく、頭皮につけてしまうと念入りにシャンプーをしなければ落ちないことがあります。しっかり落とさないまま放置しておくと、頭皮から排出されなくなった皮脂が毛穴の中で脂栓となり、髪に必要な酸素が十分に供給されなくなってしまいます。
これを防ぐには、整髪料は頭皮にはつけないということです。ワックスなら手のひらに適量を取り、髪の毛だけに揉みこむようにつけてください。ヘアスプレーの場合は至近距離から噴射せず、15~20cmは離して噴射するようにしましょう。
快適なエアコンの効いた部屋にも注意
蒸し暑いこの時期、汗をかいて屋外から屋内に移動した場合、頭皮のことなど気にせずにエアコンで涼んでしまうと思いますが、知らず知らずのうちに頭皮についた汗や皮脂が冷気で乾燥してしまいます。涼んだ後、また屋外で更に汗をかき、そしてまた屋内に…を繰り返すと、毛穴には汗や皮脂、汚れがどんどん蓄積されてしまいます。
この状況を防ぐためには、こまめに頭皮の汗をタオルで拭き取ると良いでしょう。ゴシゴシ擦る必要はありません。タオルを頭に当てて、水分を吸い取るような感じで拭くだけでも、頭皮の汗はある程度は拭えます。そしてもちろん、夜はシャンプーをして、頭皮を清潔に保つことが大切です。