シャンプーが原因になる抜け毛を対策
更新日:2012年4月23日
生活習慣になっている行動は見なおす機会が少なく、改善できないまま症状を悪化させてしまうことがあります。
シャンプーも方法を間違えると抜け毛の原因になることがありますので、今回はシャンプーが原因になってしまう抜け毛を防ぐ方法をご紹介いたします。
シャンプーがフケや抜け毛の原因になることも
朝シャンは抜け毛の原因になることがあります。朝の忙しい時間にあわてて洗髪することでシャンプーを使いすぎてしまったり、すすぎ残してしまいシャンプーが落としきれないままになっているとフケ症になることがありますのでお気をつけ下さい。
また合成洗剤の使用を避けるために、シャンプーを使わないでお湯だけで洗髪をする「湯シャン」や植物性の固形石けんなどで洗髪する「石けんシャンプー」にも落とし穴があります。
湯シャンと石けんシャンプーでは洗浄力が弱く頭皮の脂を落としきれずにフケ症を悪化させてしまうこともあります。フケ症は悪化すると脂漏性湿疹という脱毛の原因になる皮膚炎を起こすことがあります。
シャンプーはかぶれの原因にも
脂漏性湿疹以外にもシャンプーが原因になる皮膚炎があります。接触性皮膚炎とよばれる「かぶれ症状」を起こす皮膚炎です。肌に合わないシャンプーやリンスを使うと発症する恐れがあります。
接触性皮膚炎によって頭皮が赤くなり、かゆみを引き起こしますが自己判断は危険ですので、シャンプーを使っていて違和感を感じた場合はすぐに皮膚科を受診されることをおすすめします。
シャンプーはきちんと洗い流すことが重要です。すすぎを十分に行うことがシャンプーによる抜け毛を防ぐ対策になりますので、シャンプーで頭皮や髪を洗っている時間よりもすすぎの時間を長くしてみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。