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AGAになる遺伝子の発見
更新日:2011年7月6日
AGAの原因となる遺伝子が初めて発見されたのは2005年、発見したのはドイツにあるボン大学の研究チームでした。
AGAの原因となる遺伝子は母親から受け継がれるため、母方の祖父が薄毛であれば自分も薄毛になる可能性があるようです。昔からハゲは遺伝するものだと経験から知られていましたが、原因までは分かっていませんでした。
研究チームの分析と結果
そこでボン大学の研究チームは、40歳未満でAGAの進行が見られる男性の家系の血液を分析しました。分析の結果、若いうちにAGAが進行した人は、母親から受け継いだ遺伝子にある「男性ホルモンと結合する受容体の遺伝子」に変異が目立つことを発見したのです。
「遺伝子変異のため頭皮でアンドロゲンの働きが強まって、髪の毛が抜けやすくなるのではないか」と研究チームはみています。しかし、他にもまだ発見されていないAGAの遺伝子が存在する可能性もあるため、母方の祖父の髪の毛の量以外にも判断する基準が今後出てくるかも知れません。
※画像はイメージです。
