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髪の老化現象を抑える成分を発見

更新日:2011年8月21日

髪の老化現象を抑える成分を発見-細い抜け毛の対策に加齢に伴う髪の悩みについて研究をしている、花王株式会社の生物科学研究所とビューティケア研究センターで「毛髪の老化現象」を遺伝子レベルで解析しました。

髪は年をとるに従ってハリやコシがなくなってしまいますが、その原因がなんなのか分かっていませんでした。花王の研究所では遺伝子レベルの解析を行い、加齢による「髪のハリとコシの低下」に関する遺伝子を特定しました。特定されたのは、血管の形成を促進する作用が知られている遺伝子で「VEGF(血管内皮増殖因子)」と呼ばれるものです。

毛根でこの「VEGF(血管内皮増殖因子)」が、年をとるに従い減少するため、毛根で作られる髪の毛も弱くなり、ハリやコシが弱くなってしまうことを発見しました。また、ハリやコシの強い人と弱い人を比較すると、弱い人ほど「VEGF(血管内皮増殖因子)」が少ないため、毛根にVEGFの作用を促進することができれば、太くハリコシの強い毛髪を生み出すことが可能と考えられました。この研究で得られた結果を、今後の商品の開発に応用していくとのことでした。

AGAの症状に、髪の毛が弱くて柔らかいものになってしまう「軟毛化」がありますが、この軟毛化に対してVEGF(血管内皮増殖因子)は効果を発揮するかどうかは分かっておりません、今後の研究に期待するほかありません。

※画像はイメージです。

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