髪の健康状態は皮脂で見る
更新日:2012年4月3日
AGAを発症すると頭皮の脂(皮脂)が過剰に分泌されるようになります。これはAGAの原因になるジヒドロテストステロンが、髪を薄毛にするとともに皮脂を分泌させる働きがあるからです。
頭皮がベタベタになったりするため嫌われがちな皮脂ですが、髪や頭皮の健康状態を図る目安になります。皮脂の危険信号とも言える状態は「脂っぽい頭皮」と「乾燥した頭皮」ですので実際に頭皮を触ってみて確認してみてください。触っても分かりづらいという方は、顔の皮膚でも皮脂の状態を確認できます。
オデコや鼻の頭がいつもベタベタしている方は頭皮もベタベタしている可能性が高く、脂っぽい頭皮は脂漏性湿疹のリスクが高まります。脂漏性湿疹は脱毛の原因にもなりますので、シャンプーによる頭皮ケアをおすすめします。シャンプーの選び方についてはAGAの頭皮にあったシャンプーの選び方をご覧下さい。
逆に肌が乾燥していて、皮膚にかゆみを感じることが多い方は頭皮も乾燥肌になっていることがあります。雑菌や乾燥から守っているはずの皮脂が足りていないため、雑菌が侵入し痒みを起こし、悪化するとかぶれてしまうこともあり、髪の成長に悪影響を与えかねませんので頭皮を保湿する必要があります。
皮脂は髪の健康を左右しますので、頭皮の状態が気になる方は皮脂をチェックしてみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。