野菜から食べはじめて抜け毛を対策
更新日:2011年11月4日
食欲の秋と言われるだけあって、食欲をそそるたくさんの美味しい食材が旬をむかえます。ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、メタボリック症候群には気をつけなくてはなりません。今回は、食事の順番を気をつけることでメタボリック症候群のリスクを減らす方法をご紹介します。
メタボリック症候群と抜け毛の関係
メタボリック症候群と抜け毛の関係は遠くありません。メタボリック症候群から脂質異常症や高血圧などを発症した場合、血流が悪くなり頭皮の毛細血管から髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまいます。
また、日頃から油物を多く食べていると頭皮の皮脂の分泌量は増えると考えられています。さらにAGAの症状としても皮脂の増加は考えられますので、気がついたときにはベタベタの頭皮になっている可能性も否定できません。
皮脂が溜まり過ぎると、頭皮に脂漏性湿疹が発症してしまうこともあります。脂漏性湿疹は悪化すると脱毛の原因になりますので頭皮の環境には気を使いたいものです。
まず野菜を食べる
実際の糖尿病の診療でも用いられている方法に「まず野菜から食べる」というものがあります。
野菜はサラダでも煮物でもOKです。野菜のおかずを先に全て食べてしまい、そのあとでご飯などの炭水化物を食べ、最後に肉や魚などを食べるという順番にするだけです。野菜を先に食べることによって、食物繊維の働きにより小腸で糖の吸収がゆっくりになり血糖値の急上昇を防ぐ効果が期待できます。
そして食物繊維は胃で膨らむ性質があるので、満腹感が早めにあらわれます。早めにお腹がいっぱいになり、食べる量やカロリーを抑えられるという仕組みです。野菜の他にきのこや海藻なども食物繊維が豊富なので先に食べてしまいましょう。
また、昼食はコンビニのおにぎりという方も野菜ジュースを先に飲むという習慣を身につけてください。ただ、野菜を先に食べればいいからといってお肉や炭水化物を食べ過ぎてしまっては意味がありませんのでお気をつけ下さい。
※画像はイメージです。