自分に合ったシャンプーで頭皮の健康を保つ
更新日:2012年5月22日
毛髪や頭皮は、ホコリや煙、スタイリング剤などの様々な汚れが付着します。特に頭皮は、皮脂の分泌料が多く、脂っぽくなりやすい箇所です。また顔などと違い、どこでも洗ったり拭いたりできるわけではないので、汚れが溜まりやすい場所です。そのことからも、シャンプーにはある程度の洗浄力が求められます。
頭皮のタイプ別、シャンプーの選び方
ドラッグストアなどに行くと、ズラリとシャンプーが並んでいますが、市販のシャンプーには香りなどの好みはあるかと思いますが、基本的にはさほど差はありません。自分の頭皮のタイプによって「オイリーヘア用」「ドライヘア用」を選ぶと良いでしょう。
脂性の人
アルカリ成分が多く含まれている、洗浄力が強いタイプのものをおすすめします。洗浄力が強いということは、余分な皮脂をしっかり取り除く効果があります。逆に脂性の人がドライヘア用のシャンプーを使ってしまうと、頭皮の余分な皮脂を取り除き切ることができず、脱毛の原因にもなる脂漏性湿疹などの皮膚トラブルを招きかねません。
乾燥肌の人
最近は毎日シャンプーする人が多いので、市販のシャンプーの多くは洗浄力がだいぶマイルドになってきています。しかし、シャンプー後に頭皮がヒリヒリしたり、痒くなったりする場合は、そのシャンプーが合っていないということです。使い続けると頭皮の更なる乾燥や湿疹などのトラブルが起こり、毛幹を傷めることになります。そのような場合はそのシャンプーの使用をやめ、香料や着色料が入っていない低刺激なもの選ぶと良いでしょう。
髪が傷んでいる人
カラーリングやパーマなどで髪が傷んでいる場合は、キューティクルに優しい中性または弱酸性のシャンプーがおすすめです。濡れた髪を擦り合わせるとキューティクルが傷ついてしまうため、泡立ちが良いものを選べば、泡がクッションの役目をするので、キューティクルへのダメージがさらに少なくなります。
どんなに高いシャンプーを使っても、痒みやフケが出てしまっては頭皮状態が良好とは言えません。「高いシャンプーなら良い」「口コミで人気のシャンプーなら良い」というのではなく、頭皮の健康を保つために大切なのは”自分に合ったシャンプーを選ぶ”ということです。