秋は抜け毛の季節?夏から出来る対策とは
更新日:2012年8月13日
抜け毛と季節には関係性があります。1年を通して一番抜け毛が多い時期は秋(9月~11月くらい)です。何故、秋に抜け毛が増えるのでしょうか?原因は夏の過ごし方にあるようです。今から出来る予防法で秋に増える抜け毛対策をしましょう。
夏に浴びる紫外線のダメージ
強烈な紫外線を浴び続けると、キューティクルが破壊されることはもちろん、毛根も傷んでしまい秋口に抜け毛を招いてしまいます。紫外線対策は、通気性の良い帽子を被ることです。通気性が悪いと帽子の中で蒸れてしまい、抜け毛の原因となる細菌が繁殖してしまいますので注意しましょう。
また、夏になると海やプールに行く機会が多くなります。海は海水、プールは塩素ですから、そのままにしておくことは髪によくありません。海やプールに入った後は、しっかり髪の毛をシャンプーし、塩素や塩を除去してください。さらに、トリートメントを行ってしっかり保湿をすることが必要です。
朝シャンはやめよう。重要なのは就寝前のシャンプー
朝ではなく就寝前にシャンプーをしましょう。特に夏は知らないうちに大量の汗をかいています。疲れているからといってそのまま寝てしまうと、頭皮に汗や汚れが残ったまま。本来、夜10時から深夜2時までが髪が一番成長する時間帯ですが、頭皮に汚れが詰まっていれば髪の成長が妨げられてしまいます。
さらに、朝のシャンプーは危険です。シャンプー後には、地肌からゆっくりと脂分が分泌され、紫外線など外からの刺激から頭皮や髪を守る”庇護膜(ひごまく)”が作られます。ところが時間に余裕のない朝にシャンプーをしてしまうと、庇護膜が作られる前に外出することになるでしょう。その結果、紫外線のダメージを直に浴びてしまい、髪が痛み、抜け毛を招いてしまう可能性があります。
夏バテによる栄養バランスの崩れ
夏バテで食欲不振になると、あっさりとした食べ物を好んだり、冷たい飲み物を多量に摂取してしまいがちです。食事が偏れば髪の毛の育成に必要な栄養が足りなくなります。その状態が続くと、髪にも悪影響が出てしまいます。バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
クーラーの危険
気温が上昇すると新陳代謝が向上し、髪の毛の成長を促してくれるのですが、エアコンを多様することによって頭皮が冷えてしまい、新陳代謝が低下し、血行不良に。そして乾燥した空気によって、頭皮も乾燥しがちになります。乾燥した頭皮は栄養を十分に回すことができませんから、抜け毛が多くなってしまいます。猛暑の中、エアコンをつけないというのは危険行為ですから、設定温度や使いすぎに注意しましょう。