【医師監修】薄毛の対策にまつわる質問
今回は「薄毛の対策」にまつわる質問に対して、ドクターから回答をいただきました。
せっかく行っている薄毛対策も、勘違いをしたまま間違った方法で続けていては逆効果になりかねません。
あなたの薄毛対策は大丈夫ですか?
- 自分はシャンプーの濯ぎをたっぷり時間を掛けて行います。
あまり濯ぎ時間が長いのも、頭皮の脂の多さに関係ありますか? - すすぎに関しては、シャンプーの泡がきちんと洗い流せれば問題ありません。
すすぎ時間を必要以上に長くしてしまうと頭皮や髪の潤いも奪われてしまいますので、それはそれで注意が必要で、必要以上に時間を掛ける必要はないでしょう。
すすぎの時間が長い方に多いのは「頭皮の脂=薄毛の原因」という考え方をお持ちの方ですが、実際のところAGAと頭皮の脂には関係性がありません。ゆえに脂を悪者と考えるがばかりに、過剰な洗髪頻度や、洗浄力の過剰なシャンプーで洗髪を行う事は、あまり得策では無いでしょう。皮脂は頭皮のバリアの役割をもつので、過剰に除去すればそれだけ必要な分が過剰に分泌される可能性もあります。
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一年程前に強いストレスを受け、その後一年間昼夜逆転の生活をおくった結果薄毛になりました。やばいと思い、生活改善とサプリを3ヶ月続けたら一定の効果がありましたが、満足できるほどにはなりません。
このまま今の対策を続けたら元に戻れるのか心配です。自分はAGAなのでしょうか? - 極度のストレスや大きな生活の乱れ、そして過度の心労や過労などによって、一時的に抜け毛が増え、薄毛の状態になる事は稀にある事です。
その場合、生活の状況を改善する事で髪の生え代わりは正常化し、薄毛の状態も改善します。AGAとは異なり、体質によってもたらされた薄毛ではありませんから、抜け毛の部位も特に限定されるものではありませんし、状況が改善すれば症状も改善します。(円形脱毛症は除く)一過性の抜け毛と考えて良いでしょう。
しかしながら、AGAの体質を持つ方が症状の発現する時期と、一過性の抜け毛が始まった時期が重なった場合には、生活改善をしてもAGAについては改善は難しいでしょう。AGAの特徴は薄毛の部位が頭頂部や前頭部に集中し、側頭部や後頭部には現れない事ですから、心当たりがあれば一度お近くの専門医にご相談して頂くと良いと思います。
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「ドクター正木の教えてAGA!」では、皆さんからの質問を大募集しています!
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院長:正木 健太郎 - 日本形成学科会正会員
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薄毛が気になりだしてきたら、まずは現状を把握したうえで、対策を行う事が非常に重要なポイントです。「もし、家族や友人から髪の事を心配されたり、ご自身も気になるようであれば、無料カウンセリングも行っていますので、いつでもご相談下さい」と正木院長からもメッセージを頂きました。
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