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頭皮の血行を良くすることは、薄毛改善ではなく逆効果!?

更新日:2015年1月9日

松新年を迎えても、普段行う習慣は変わらないものですよね。
その一つに、自分でできる育毛法として頭皮を叩いたり、揉んだりすることがあります。
一般的に良いと思われがちな頭皮マッサージですが、実はこの方法、逆効果らしいんです。

血行を良くすることが悪化の原因に

男性脱毛(AGA)の仕組みは、男性ホルモンのテストステロンが、毛根部にある酸素の働きによって、悪玉男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されてしまいます。このジヒドロテストステロン(DHT)が原因で、毛髪の発生や成長を遅らせたり、止めてしまいます。

東京メモリアルクリニック平山の佐藤明男院長は、頭皮を叩いて血行を良くすることは、むしろ薄毛になりやすいと述べています。
つまり頭皮の血行を良くするということは、テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変わるタイミングを促進することに繋がり、薄毛になりやすいというのです。

頭皮や育毛にとって良いと思っていた行為が、男性脱毛(AGA)を誘発していたなんて衝撃的な見解です。

頭皮の血行を悪くすると髪の毛が増える?

逆手に捉えれば、血行を悪化させることで薄毛が改善されるということになりますが、佐藤院長によると、このような実証実験は戦前から行われていたそうです。

頭皮に向かう太い血管だけを縛り、細い血管はそのままにしておくことで、頭皮は腐らないそうです。この様に故意に血行を悪化させたところ、約70%の人に毛髪が増えたという結果が得られたようなのですが、半年くらいすると、そのままにしておいた細い血管が太くなり、頭皮へ流れる血流も以前のように戻るため、再び薄毛になってしまうのだとか。
結局この治療法は良くないという結論になったそうです。

自らの意思で血行を悪化させるのは、難しいみたいですね。

ブラシで頭皮を叩く行為

ブラッシングまた、ブラシで頭皮を叩く行為も育毛には良くないようです。
血行がよくなることで薄毛が進行し、ブラシで頭皮が傷つくおそれがあるからだとのことです。

いかがでしたか?
普段何気なく行っている習慣が、実は身体にはよくない行為なのかもしれないと考えるとちょっと怖いですね。
一般常識だと思っていても、本当は間違った行為なのかもしれません。

もしお医者様に観てもらわずに、自己判断で薄毛治療をしているのであれば、一度病院に行かれることをお勧めします。もしかしたらあなた独自の治療法が、逆効果をもたらしているかもしれないのですから。
新生活を迎える前に、今から正しい治療を始めませんか?

(参考出典:2014/11/29 日刊SPA!日常に潜む![実はやってはいけない]行動【3】)

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