冷感タオルに落とし穴-皮膚炎からの脱毛の可能性
更新日:2012年2月25日
夏の定番商品になりそうだった冷感タオルに皮膚炎を起こす可能性があることが国民生活センターによって発表されました。
2011年の輪番停電によって節電の機運が高まりましたが、夏の暑さ対策の一翼を担った冷感タオルに思わぬ落とし穴がありました。
冷感タオルは水に濡らして首に巻くだけでひんやり感を得られるものでしたが、冷感タオルに使用されている防腐剤を原因とするアレルギー性の皮膚炎が引き起こされる可能性があるとのことです。
冷感タオルなどの雑貨には成分表示の義務はないため防腐剤の成分は今まで表示されておりませんでしたが、国民生活センターはこのたびメーカーに対して成分の記載を求めました。
現在販売されている冷感タオルを頭部の涼を得るために頭部へ使用すると、頭部が皮膚炎を起こし脱毛を起こす危険もありますので、使用の前に洗浄することが必要になります。
今年の夏までにはこの問題をクリアした商品が開発されるまではお気をつけください。
※画像はイメージです。