世界で一番薄毛人口の多い国
更新日:2011年9月10日
アデランスが地道でなおかつ興味深い調査をしていました。アデランスは調査員を世界の21カ国に派遣して、薄毛の男性の割合を肉眼で調べました。調査方法は2人組の調査員が肉眼で道行く人を観察し、薄毛の判定基準はAGAに見られる症状で「額の生え際の後退」「頭頂部やつむじ周辺の毛量減少」が明らかに確認できる状態としました。調査期間は1998年~2008年までの10年間です。
世界薄毛ランキング
薄毛人口の多い国(1998年~2008年調べ)
1位チェコ
2位スペイン
3位ドイツ
4位フランス
5位イギリス>
6位アメリカ
7位イタリア
8位ポーランド
9位オランダ
10位カナダ
11位ロシア
12位オーストラリア
13位メキシコ
14位日本
15位香港
16位シンガポール
17位タイ
18位台湾
19位マレーシア
20位韓国
21位中国
薄毛率はヨーロッパ勢がリード
薄毛率ランキングの1位~5位は全てヨーロッパでした。1位:チェコ、2位:スペイン、3位:ドイツ、4位:フランス、5位:イギリスという結果です。続く6位にようやく中南米のアメリカがランクインしています。地域別で見ると、ヨーロッパ > 中南米 > アジアの順に薄毛率が低くなる傾向にあります。
日本の薄毛ランキングの順位
アジアには薄毛が少ないという結果が出ましたが、日本はアジアの中ではトップの14位でした。続いて15位:香港、16位:シンガポール、17位:タイ、18位:台湾、19位:マレーシア、20位:韓国、もっとも薄毛率が低かったのは21位:中国です。
不思議な地域差が明らかになりました。もともと薄毛の研究者の間では東洋人よりも西洋人のほうが薄毛の人は多いのではないかと推測されていたようですが、なぜこのような差があらわれるのか明確な答えは出されていません。
先進国ほど高齢化が進んでいることや仕事によるストレスや食生活などの影響が大きいとの声もありますが、高齢化が進んでいる日本のランクが低いことや、ストレスや食生活はAGAの直接的な原因にならないため、推測の行きを出ません。なぜ人種または地域によって薄毛男性の比率が異なるのか?その理由が解明されれば、AGAの新しい治療法も考案されるのではないでしょうか。
※画像はイメージです。