ビジネスマンに増えている抜毛症
更新日:2012年2月10日
ストレスはAGAの直接的な原因にはなりませんが、AGA以外の脱毛症の原因になる可能性は捨て切れません。
「抜毛症」と呼ばれる自分で髪や眉毛を抜いてしまう病気があります。近年、抜毛症はストレスの溜まりやすいビジネスマンや経営者にも増加しているようです。
抜毛症はどんな病気?
抜毛症とは、ストレスや欲求不満などが溜まることで、自己コントロールができなくなり、髪の毛を引っ張り抜いてしまう病気です。髪を抜いても再び生えてきますが、繰り返し抜いてしまうと毛穴が破壊され二度と髪の毛が生えてこなくなります。
さらに抜毛症は無意識に毛を抜いている場合もあり、本人が気づいた時には局所的に毛髪が抜けているため、円形脱毛症が突然あらわれたと誤解して病院に診察を受けに行くケースが多いようです。
抜毛症の改善法
医師に毛を自分で抜いていることを指摘されるだけで治るケースもあるものの、抜毛症の背景には精神的な疾患が隠れていることも少なくありません。そのため抜毛症の治療は皮膚科医だけでなく、精神科医との連携も必要になってきます。
また抜毛症には、髪を抜くパターンがあるようです。例えば、家で仕事をしているときにだけ髪を抜いてしまうなど規則性が見られるため、そのパターンの状況を作らないようにすることが改善するために大切になってきます。
ストレスのない生活をすることは現代社会において不可能です。抜毛症などの疾患は、働き過ぎてストレスを受け過ぎてることへの危険信号なのかもしれません。
※画像はイメージです。